スーツの選び方はたくさん存在しますが、できるビジネスマンは背後の裾付近の切れ目にこだわります。この真ん中に走るラインの下側に切れ目があるスーツをセンターベントと呼ぶのです。
大きな特徴として、裾が無駄に広がらないことが挙げられます。体を動かしても裾が一定にキープされるので、整然としたスタイルに見えやすいです。強風を受けたときも同様であり、ジャケットがめくれ上がるようなことはありません。それゆえ、落ち着きのある雰囲気を出しやすく、年配のビジネスマンにも人気があります。
堅苦しくもないため、カジュアルな場面での活用も可能です。現状の流通量だけで見ると、半数より少し上なぐらいですが、これからニーズは高まっていくと見られています。